「備蓄考えるきっかけに」四国電力が高知市に“毛布”を寄贈

「備蓄考えるきっかけに」四国電力が高知市に“毛布”を寄贈

南海トラフ地震などの災害時に役立ててもらおうと、18日、四国電力が高知市に避難所に備蓄する毛布を寄贈しました。

四国電力は、社会貢献活動の一環として、1992年から災害関連製品を高知市に寄贈しています。29回目となった今回は、羽織ったり、寝袋にもなったりする、防災用の毛布50枚を寄贈しました。高知市の避難所に配られ、備蓄されることになっています。

(四国電力高知支店 十河睦友 支店長)
「地域の皆さんに備蓄などを考えてもらうきっかけになればいいなと思う。万が一の災害の時には、早く電気が送れるような取り組みや訓練を進めている」

南海トラフ地震が起きた際、高知市では最大で16万人が避難所に避難する計算です。現時点の毛布の備蓄は6万枚ほどしかなく、高知市は一人ひとりが防災意識を高めて災害に備えてほしいとしています。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「今年は本当に災害の多い年だった。市民の皆さんの防災意識は高まってきていると思うが、もう一度、明日地震が来ても、また大きな災害が来ても対応できるように足元を見直していただきたいと思う」

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