子どもたちが、楽しみながら防災を学ぶワークショップが12日、福岡市で開かれました。
福岡女学院大学(福岡市南区)で開かれた防災ワークショップに参加したのは、地元の昇町保育所の3・4歳の園児たちです。
園児たちは、広げられた非常用のテントに入ると、懐中電灯や寝袋など非常時のグッズを実際に手に取って、大学生たちから使い方などを教わりました。
防災ワークショップを指導した福岡女学院大学・子ども発達学科の森谷由美子講師は、「小さいときから自分の命を自分で守る。それが出来る子どもは、ゆくゆくは人を守れるし、人の命にも関心を持てるようになる」と話します。
子どもたちは、見慣れない防災グッズを前に、楽しそうに「もしもの時の」備えを学んでいました。