防災について学んでもらおうと高知市で葬祭事業を営む会社が出前講座を開きました。参加者は改めて地震が起きた際の対応や、備蓄の大切さを実感できたようです。
この出前講座は、高知市の「ベルモニー会館福井」が南海トラフ地震や備蓄品について学んでもらおうと開きました。講師を務めたのは高知市防災対策部の二俣翔汰さんで、防災に興味がある会員や地域の人たちおよそ20人が参加しました。
参加者は南海トラフ地震が起きる仕組みや、避難所の開設に向け、地域の人同士がふだんから話し合っておくことの重要性などを学びました。この後、5年間保存できるというパンとクッキーの備蓄品を実際に試食。
改めて地震が起きた時の対応や備えることの大切さを実感できたようです。
(参加者)
「福井地区のハザードマップを見て、液状化とかいろいろ勉強させてもらって非常によかった」
(参加者)
「(備蓄食料は)賞味期限になるのもあるから、定期的にチェックをして交換しながらローリングストックというのが一番いいと思った」
ベルモニー会館は、ほとんどの従業員が備蓄を行っているといい、「今後もこうした講座やイベントを通して備えの大切さなど伝える機会を作っていければ」としています。