“危機管理の展示会” 進化遂げる防災グッズ

“危機管理の展示会” 進化遂げる防災グッズ

関東大震災から100年を迎え防災への意識が高まる中…東京ビックサイトでは危機管理をテーマにした展示会が開催されました。番組では近年進化を続ける防災グッズに注目して私たちが出来る災害への備えを取材しました。江東区有明の東京ビックサイトで今週水曜日から三日間の日程で行われた「危機管理産業展」会場には災害現場で活躍する最新機器やセキュリティ対策のシステムなどあらゆる危険に対する商品やサービスが展示されました。その中には、進化した防災への備えも…
「こちらの段ボール、約1分で簡易ベットになるということで組み立ててみます。まずは広げます。次に土台を取り付けていきます(組み立てる)最後にこちらをおろします。簡単に完成しました」
こちらの段ボールベット、約4トンまで支えられる耐久力を持ち追加でカーテンカバーを取り付ければ避難所でもプライバシーを確保出来ます。
さらに防災意識を高めるための展示も…「関東大震災23階建ての揺れを体験していただきます」こちらは高層マンションで関東大震災が発生した時の揺れを再現するシミュレーターです。災害の怖さを実際に体感することでより防災への意識を高めることが狙いです。展示会の主催者は…
石原清次代表取締役社長:「想像力を持って感じて頂く中で、ますますそういった(防災)分野の理解が深まっていくと思う」
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ここからは取材した牧田記者に伝えてもらいます。展示会にはいろんな商品ありました。
特に避難生活でも快適に過ごせるような防災グッズが多く、例えばこちらの箱…中にはですね…このようなハンバーグやソーセージなど保存食を入れられる備蓄用の箱なんですが…実はこの箱、二重構造になっていまして外側の箱にはこのように発熱材が入っているんです。
外の容器の発熱材に水をかけますと20秒ほどで一気に高温の蒸気が出てきまして中の容器ごと温めたい商品を入れるだけで簡単に温めることが出来ます。パックご飯や缶詰…ペットボトルも温められるということです。
今回、私は初めてこうした防災グッズを集めた展示会を取材したんですが、出展されている商品の多くが開発者の工夫が詰まっていて、担当者と話をすると有事のさい、少しでも快適に暮らしてもらうかを考えているなと感じました。
ここまで牧田記者とお伝えしました。

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