きょうのテーマは「防災グッズ」です。
普段からの備えが大切ですが、実はいま、とても人気のあるジャンルのものが防災グッズとして活用できるんです。
神戸市中央区で、防災について学ぶことができる「人と防災未来センター」。
こちらで12月26日まで開催していたのが、アウトドアの知恵と技術で展示を企画したのは、防災に関わって20年。
防災のプロ、平林さん。
アウトドアの活動をされている方々がどのような装備でおられるかを防災減災に生かせるかな ということをテーマにしている手軽な発電機など、ジャンル分けされたアウトドアグッズが並ぶ中、平林さんが特に着目したのが・・・。
非常時にどう寝るかという、眠り方というテーマです。
非常時の睡眠グッズといえば寝袋ですが、快適な睡眠をとるために必要なのがマットレス。
数センチですけど空気の層ができるので冷たい冷気を直接体に感じなくて済むという、これが眠る上でとても大事というふうに言われています
また、体を冷やさないためだけではなく車中泊など安定しない場所で使用することで寝心地が良くなるんです。
さらに、体への負担を楽にするという点で大事なのが・・・。
濡れない、蒸れないというキーワードです。
実は、減災の観点で見落としがちなことは、雨や汗による体力の低下。
濡れない そして汗が乾いていく機能がとても重要。
それをしないと、濡れた体が冷えて低体温症などで体の具合が極端に悪くなるということになる。
それを回避する
山登りなどをする人にとっては当たり前の発想で、避難生活でも取り入れることが自分の体調を崩さないことにつながるのではと思う。
応用すれば防災・減災にもつながるアウトドアグッズですが、平林さんは、それらを上手に使うための知識も大切だと話します。
最後はものをどう自分が生かせるかという自分自身のスキルにどうしても返ってくると思う
普通の暮らしで出かける時にノウハウを少しでも身につけてそのものの有効性を感じながら日々を過ごしていただきたい。
皆さんも、アウトドアグッズを日常使いして、いざというときの備えにいかがでしょうか。
【制作著作】サンテレビ
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